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久保田一竹 ~きもの紀行in浅草2022~

★4F 二代目久保田一竹★

久保田一竹

1937年、久保田一竹は20歳の時に出会った古の「辻が花」の小裂に魅了され、いつの日かこの染を復活させたいという思いにかられる。 その後、応召、終戦、そしてシベリアでの3年間に渡る抑留生活といった困難な時代を経、少しずつ「辻が花」の研究を開始。1961年、現在の場所に一竹工房を開設し、ここを本拠地とし、本格的な研究に入る。 翌1962年、自身の創意工夫「度重なる重ね染め・重厚な絞り・独創的デザイン及び色調」を基調とした作品を「一竹辻が花」と命名。1977年、久保田一竹、60歳にして念願であった初の個展「久保田一竹展」が銀座ミキモトで開催。久保田一竹が20歳で出会って以来40年、ようやく「一竹辻が花」を世に発表。 その後、国内外で多数の展覧会が開催され、「一竹辻が花」が開花。

★一竹辻が花 誕生60年★

日本の染色工芸家である初代『久保田一竹』は、1937年、東京国立博物館で目にした室町時代の「辻が花染め」の古裂に魅了され、その後、「辻が花染め」の再現と現代に息づく独自の染色『辻が花』の確立を目指すべく研究に没頭。1962年、一竹は、東京の小平市に『一竹工房』を設立、自己流の辻が花を開発、発展させるために研究を重ねた。1976年、第1作『幻』を完成させ『一竹辻が花』として発表、世に送り出した。その後一竹辻が花は、一世を風靡することとなる。『一竹工房』の設立から今年で60年の記念の年となる2022年、浅草台東館催事会場にて『一竹辻が花 誕生60年記念』として特別企画展を開催致します。秘蔵作品の特別公開展示、60周年記念限定商品の発表など、改めて多くのお客様に『一竹辻が花』の魅力をお伝えしていきたいと考えております。

【秘蔵作品‐特別展示】『落陽5連作』★

陽の入りの数時間の移り変わりを5枚の着物で表現した初代一竹の初の連作。後の光響80連作の元になった貴重な作品群を特別公開!

【1980年制作】

「静」「寂」

「動」「流」

「暮」

4F特別企画「二代目久保田一竹」へぜひお越しくださいませ。

ご予約の上、ご来場ください。

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