春のお彼岸と「お悔みマスク」着物職人応援プロジェクト
こんにちは、すずのき藤田です。
2021年もあっというまに2月になりましたね。厳しい寒さも少しずつと少なくなってきて、あたたかい春が待ち遠しい今日この頃です。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
◆春のお彼岸
さて、3月は、春のお彼岸の時期です。
お彼岸とは、毎年「春分の日」と「秋分の日」を中日として、前後3日間を合わせた7日間のこと。
前の3日間は「彼岸の入り」、中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」、 そして最後の3日間は「彼岸の明け」とそれぞれ呼びます。
「彼岸」ということばは使者の世界であるあの世を指す言葉で、彼岸に対して私たちが生きているこの世のことは「此岸(しがん)」と言います。仏教の考え方では、彼岸と志願の間には三途の川が流れていて、亡くなった方は川を渡って彼岸に行くと考えられています。
◆今年のお彼岸の日程は?
2021年(令和3年)春のお彼岸は3月17日(水)から3月23日(火)までの7日間という日程となります。
3月17日(水) 彼岸入り
3月20日(土・祝) 中日(春分の日)
3月23日(火) 彼岸明け
彼岸の中日にはお墓参りをするなどして、ご先祖様に感謝をして過ごしましょう。
◆コロナ禍でのお悔み
コロナウイルスが流行しはじめてからちょうど1年。今となっては、マスクをすることが当たり前。言葉通り生活の一部となりました。
コロナ禍でのお悔みの場で、お通夜・告別式を行う斎場にいらっしゃる方々は、黒の礼服姿に白の不織布マスクの方、黒(グレー)の布マスクの方と様々です。
お彼岸についてあらためて考えるとともに、呉服屋らしいご提案ができないだろうか?と考え、呉服屋らしいニューノーマルとして「お悔やみ専用マスク」の取り扱いを始めることといたしました。
◆きもの職人応援プロジェクト「お悔やみマスク」
この「お悔みマスク」は、京友禅の職人がひとつひとつ手描きをした丹後ちりめんのマスクです。
マスクの地色は「黒地」・「グレー地」の2色、柄は「蓮」・「流水」の2柄。
京都極楽寺の鵜飼泉道住職に監修いただだいております。
サイズ:たて14cm×よこ22cm
生地:
(表)京丹後ちりめんポリエステル85%・レーヨン15%
(裏)コットンダブルガーゼ
縫製:ベトナム(生地は日本製)
抗ウイルス・制菌・防臭加工済み
手洗い可 化粧箱付き
価格:税込3,300円
もちろんお悔みの時だけでなく、普段使いにも素敵にお使いいただけます。
すずのき・絹絵屋各店にて実物の見本がございますので、ぜひお手に取ってご覧いただければと思います。
◆きもの職人応援プロジェクトとは?
新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、伝統工芸である多くの着物職人さんたちの仕事が激減しております。
これからも職人の技術を絶やさないために、着物の製作技術を生かした新しい取り組みが必要です。
当社 すずのきでは、職人さんを支えること、そしてその受け継がれる匠の技を多くの方に知っていただくことを目的に「きもの職人応援プロジェクト」をスタートしました。今回はこのお悔やみマスクを通し、着物業界、そして職人さんを応援してまいります。
◆お求めの際は
受注開始:2月上旬~
ご希望の色・柄をお選びいただき、お近くのすずのき・絹絵屋にてご注文ください。
受注販売のため、お申込みいただいいたのち後日のお渡しとなります。
春のお彼岸を機に、これからの新しい生活を考えるきっかけになればと思います。
すずのき絹絵屋は、関東から東北まで29店舗を構える振袖・呉服専門店です。
青森、秋田、岩手、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、神奈川、埼玉、東京での成人式の振袖選び、ママ振り、着物のお手入れや着物の着付けのご相談など、着物のことならなんでもご相談ください。